最後の作品
昨日正式に発表されましたが、2003年2月『金沢殺人事件』の初登場以来、39作品・全40本(『棄霊島』は2夜連続・前後編2本の為)に出演させて頂いた、僕のライフワークとも言える浅見光彦シリーズを、この度卒業する事になりました。
最後の作品は、3/29(木)20時~21時54分 フジテレビ系 ミステリードラマSP 浅見光彦シリーズ53『浅見光彦殺人事件』です。
この作品が僕にとって本当に最後の浅見光彦となりますので、しっかりと目に焼き付けて頂けると幸いです。
クランクアップの時に原作の内田康夫先生から素敵なお花を贈って頂きました。
内田康夫先生と奥様、内田康夫財団のスタッフの皆様には、まだまだ未熟な僕をいつも温かく見守って頂き、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして1作目から全ての作品に携わって下さった金丸哲也プロデューサーからは、全39作品名入りの素敵なパネルをプレゼントして頂き、一生の宝物が増えました。
このパネルを受け取ったとたんに「あ~本当に終わったんだな~」という実感がしみじみとわいてきて、とても寂しい気持ちになりましたけどね(笑)。
撮影では日本全国津々浦々、そして海外までと、本当に色々な所に行かせて頂き、行く先々でたくさんの方々にお世話になりました。
浅見光彦シリーズは、地元の皆様のご協力がなければ決して成立しなかったと思いますので、これまで撮影にご協力頂いたロケ地の皆様にも心よりお礼を申し上げます。
そして何よりも素敵な共演者の皆様、16年間苦楽を共にしてきたプロデューサーや監督をはじめとするスタッフの皆様にも、心からの感謝と労いの気持ちを贈らせて頂きます。
小林俊一監督、雪江お母さんも本当にありがとうございました、そしてお疲れ様でした。
最後の現場で撮った写真が少しありますので、放送日までにちょこちょことアップしていくと思いますが、この記事をもちまして、皆様への正式なご挨拶とさせて頂きます。
最後になりましたが、全国の浅見光彦ファンの皆様、色々と至らぬ点もあったと思いますが、長い間応援して頂きまして、本当にどうもありがとうございました。
浅見光彦はこれで卒業しますが、これからも皆様の心の中に思い出として残して頂ければ、とても嬉しく思います。
中村俊介
2018.2.23 up
Shunsuke Nakamura